プチグレン
学名Citrus aurantium ssp. amara
科名ミカン科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位
比重0.883〜0.894
・オレンジビターの葉から、水蒸気蒸留法によって
 得られる精油です。同じ木の花からはネロリ、果皮からは
 オレンジビターの精油が採れます。
主要含有成分表   提供;KENSO
エステル類・酢酸リナリル 45-55%
・アントラニル酸ジメチル、酢酸ゲラニル、酢酸ネリル
モノテルペンアルコール類・リナロール 20-30%
・α-テルペネオール 4-10%
・ゲラニオール、ネロール
モノテルペン炭化水素類・trans-β-オシメン、β-ピネン
 β-ミルセン、リモネン
・香りは、フレッシュで爽やかな中に、ほんのり甘さがあり、
 憂鬱な気分を取り払ってくれます。精神・神経系の
 不調時によく使われます。
・酢酸リナリルが30%以上含有されており、誘眠作用に
 かなり期待がもたれます。
・使用法使用量の目安に準ずれば禁忌はありません

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
エステル類 ・鎭痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+
固有作用

・アントラニル酸ジメチル
  (セロトニン生合成に関係の強い
  抗不安作用

モノテルペンアルコール類 ・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・リナロール
  (鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用)
・α-テルピネオール
  (神経強壮作用、誘眠作用、抗炎症作用
  収れん作用)
・ゲラニオール
  (鎮痛作用、興奮作用、収れん作用、抗不安作用、
  皮膚弾力回復作用、子宮収縮作用)
・ネロール
  (皮膚弾力回復作用)

モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・β−ピネン
  (強壮作用)
・リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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